京都の中でも初詣で特に有名な伏見稲荷大社ですが、いざ車で伏見稲荷大社に行こうとした時にどう行けばいいのかをここでは、ご紹介したいと思います。

また家族で行く場合、車で行くのはたしかに便利でおすすめですが、電車やバスで行くのとも比較して注意すべきポイントを解説します。

スポンサーリンク



伏見稲荷大社とは

全国数ある稲荷神社の中でも、日本三大稲荷はどこでしょうか?と聞かれると必ず最初に出てくるくらい有名なのが、ここ京都にある伏見稲荷大社ではないでしょうか。

最近では、拝観料も要らないことから日本問わず諸外国の方からの京都観光コ-スの一つとして有名になりましたので、平日休日問わず日本より多くの外国の方を見られるようになりました。

神社の特徴としては、まず伏見稲荷大社の御神体そのものは稲荷山の方に、そして稲荷山の山麓に社殿群が並んでいるところです。

これは、御神体を気遣っての配慮からだと言われています。

しかし稲荷山は一般の参拝客も入山することができ、だいたい2時間位で見まわることができます。

ポイントは千本鳥居と言われているくらい鳥居をくぐります。鳥居陣(千本なのに一万本位ありますが…)をくぐっていく山道の部分もあり、鳥居を見ながらだと飽きずに山道を通っていくことができます。

乱に並んだ鳥居をくぐっていくと神聖な気持ちにはなるのですが、私が子供の時に遠足で稲荷山に来た時には少し怖い気もしていたのを覚えています。

それだけ子供心に独特の空間だったからだと思います。

ここお稲荷さんは、商売繁盛及び五穀豊穣をご利益に授かる神社であり、御商売をされている方や芸能関係の方が多く参拝をされています。

多くの鳥居に参拝者の名前が入っており、そういった関係者の名前や企業名が見られたりして楽しめたりもします。

伏見稲荷大社の基本情報

場所:京都市伏見区深草藪之内町68

拝観時間・休日:24時間可能です。休みなし。

拝観料:拝観料はありません

拝観時間の目安:2時間(稲荷山含む)

御朱印の有無:あります。

 

スポンサーリンク



 

伏見稲荷大社へ家族連れは車がおすすめ!

ひとりであったり、友達同士やカップルなどは初詣で京都伏見稲荷大社に行く場合、車よりも公共交通機関を利用して行かれる方が良いかと思います。

これがまだ小さな子供さんや高齢者などを連れた家族で初詣に京都伏見稲荷大社に行く場合は、車の方をおすすめします。

もちろん駐車場や渋滞、交通規制などの事を事前に調べて準備しておく必要はあります。

しかし、初詣の期間は公共交通機関も増便はあるものの混雑は避けられません。

その中でまだ小さな子供さんや高齢者などを連れて移動するのには、気も使いますし思わぬ事故に繋がったりする危険も考えられます。

ですので、家族連れは車で行かれることを考えてみては如何でしょうか?

そこで車で初詣に行く場合にいくつかの注意点を次に解説します。

スポンサーリンク



 

 

伏見稲荷大社へのアクセス【車で行く場合の注意点】

日常の平日で伏見稲荷大社に参拝に行くのであれば一応駐車場がありますので問題は無いのですが、そこは人気観光地でもあります。

伏見稲荷大社の方からも、「ご参拝は公共交通機関をご利用下さい。」とうたっていますので、本来ならば公共交通機関を利用した方がいいかと思います。

それにはこの辺りの地域に理由があります。

駐車場はどうするのか?

伏見稲荷大社周辺の地域の道路はそれ程広くはないので不慣れな車が通ると、どうしてもまごまごして渋滞しがちになります。

京都市内特有の一方通行の多さが更にドライバ-のストレスにもなり、知っていないと走りにくい道路事情となっています。

それでもマイカ-なりレンタカ-なり車で行く場合、車を何処に止めておくのかという駐車場の問題が出てきます。

幸い伏見稲荷大社に駐車場はあります。台数はそこそこ止められるのですが、万が一いっぱいの時には、現場係員の指示に素直に従いましょう。

別の駐車場に案内、紹介してもらいましょう。

引用:http://inari.jp/access/

更に車で伏見稲荷大社に行こうと考えている方に注意しておきたい点があります。

車で行く場合の注意点

伏見稲荷大社は年末年始にはそれこそ”超”がつくくらいの人気拝観スポットですから、当然境内の駐車場はその期間閉鎖しています。

期間としては12月30日から1月5日までです。

しかも、この時期前後位(特に正月明け10日位まで)は、伏見稲荷大社周辺の道路はメチャクチャ混んでいますので車で通ることは絶対避けた方がいいです。

俗に「稲荷混み」と称されています。

また、臨時の交通規制がかかっている場合もありますので、事前に京都府警察HPなどで確認しましょう。

⇒京都府警察HPはこちら

 

スポンサーリンク



 

伏見稲荷大社へのアクセス【電車と車の比較】

車で伏見稲荷大社に行くかわりに電車の場合だとどうでしょうか?

伏見稲荷大社が観光ル-トとして人気をしている要因のひとつとして、電車で行くことが比較的容易なことがあげられます。

それは最寄りの駅として、JRと京阪電車がそれぞれ「稲荷駅」と「伏見稲荷駅」としてわかりやすい名称で用意されているからです。

そしてそれぞれの駅から伏見稲荷大社まで徒歩で行ける位の距離なので、電車を使うと比較的お手軽に行く方法になります。

車と違って駐車場や渋滞、交通規制などを考える必要もありません。

しかし電車やホームでの混雑が予想されますので、家族連れとなりますとその点には注意が必要です。

伏見稲荷大社へのアクセス【京都駅から電車でどう行けばいい?】

多くの方が、JR京都駅から伏見稲荷大社へのアクセスは?と考えるかと思います。

電車で行く場合、JRであればそのままJR奈良線に乗換、「稲荷駅」で下車されると一番良いでしょう。

JR奈良線は、京都駅の新幹線ホームまたは八条東口改札側に向かって8~10番線が乗り場となります。

駅は「京都駅」→「東福寺駅」→「稲荷駅」ですので、2個目ですぐ着く感じになります。

伏見稲荷大社へのアクセス【大阪駅から電車でどう行けばいい?】

もしJR大阪駅から伏見稲荷大社へ電車で行くとしたらどうでしょう。

様々なパタ-ンが考えられますが、電車の本数・乗換を考慮すると、

1. JR京都線「大阪駅」→「京都駅」でJR奈良線に乗換、「京都駅」→「稲荷駅」

2. JR大阪環状線「大阪駅」→「京橋駅」で京阪電車に乗換、「京橋駅」→「伏見稲荷駅」

の2パタ-ンが無難な感じです。

ちなみにJR京都線「大阪駅」は7~10番線から新快速か快速で行くと45分位で「稲荷駅」に到着しますし、JR大阪環状線「大阪駅」なら2番線(外回り)から「京橋駅」で京阪電車に乗換えて、出町柳行の特急か準急に乗って1時間前後で「伏見稲荷駅」に到着します。

もちろんタイミング次第で他のパタ-ンの方が早く着いたりしますが、あくまで一般的に考えるとこの2パタ-ンをオススメします。

スポンサーリンク



伏見稲荷大社へのアクセス【バスと車の比較】

こんどは車で伏見稲荷大社に行くかわりにバスで行く場合だとどうでしょうか?

バスに乗って伏見稲荷大社に行く場合、JR京都駅からのアクセスで考えますと「南5」若しくは「105」系統の京都市営バスが「伏見稲荷大社」方面に行きます。

乗場は「C4」になります。降りる停留所は「稲荷大社前」になります。

引用:http://www.kyo-yado.com/bus_info/bus-stop.html

バスでも「伏見稲荷大社」方面行きが京都駅から出ていますので、迷うことが少なく比較的分かり易いでしょう。

ただしバスは車と同じ道路を走りますので渋滞だとか交通規制の影響、若しくは混雑などが同じ様に受けることになりますので、その点はやはり家族連れにとっては厳しいかもしれません。

まとめ

伏見稲荷大社の方から「ご参拝は公共交通機関をご利用下さい。」とうたっていますので、本来ならば公共交通機関を利用した方が間違いありません。

京都駅からは、電車の場合もバスの場合も伏見稲荷大社へは駅やバス停でわかりやすく示されていますので、割と容易に行くことが出来ます。

しかしながら、小さな子供や高齢者などの家族連れで伏見稲荷大社に初詣などで行く場合だと、駅やバス停、車内の混雑、天候、寒さなどを考えますと、車で行くこともひとつの方法としておすすめします。

ただし車の場合、駐車場や渋滞・交通規制などを事前に確認し時間に余裕をもって行動されることが必要です。